スピーキングを上達させるための方法として僕がオススメしているのが、スピーチです。
これは、ある英語での質問を自分で想定して、その質問に対して時間を区切ってスピーチをするという内容です。
以下が手順となります(スピーチの詳しい内容に関しては、「瞬発力を身につけるための方法とは?」をご参照ください。)。
①お題を決める。
②制限時間内に答えを考える。(例えば60秒以内)
③制限時間内に答える。(例えば60秒以内)
④答えを見直す(フィードバック)。
⑤制限時間を設けずに文章を作り直す。
実はこのスピーチですが、やってみるとなかなか難しく、多くの場合まとまりのない内容になってしまいます。
しかし、実はスピーチには型があって、その型に従って話せば、とてもわかりやすく相手に伝わりやすい文章になります。
スピーチのは3つのパートから構成されている
スピーチは3つのパートから成り立っています。
それは、Intro、Body、Conclusionの3つです。
それぞれの役割は以下のようになります。
Intro
質問に対する自分の意見を明確にする。
Body
自分の意見を証明する。
Conclusion
自分の意見を改めて明確にする。
例えば、Where is your favorite country?という質問の場合、以下のように説明することができます。
Intro
My favorite country is the UK because of two reasons.
質問に対して、最初に答えを言うのがポイントです。
Body
First, I like the UK rock.
When I lived in the UK, I went to concerts performed by Coldplay and Muse.
Their performances were just amazing.
Second, I love football.
I think the Premier League is the most exciting league in the world.
Although I couldn’t watch a match in the stadium, I often went to a bar to watch a game with my friends.
This is one of my best memories in the UK.
First、Secondのように順序立てて説明すると、聞き手として非常にわかりやすいです。
Conclusion
For those reasons, I like the UK best.
ここは最後の念押しのパートです。
いかがでしょうか?
明確でわかりやすいですよね?
日本語は起承転結の文化なので、結論を後回しにしてしまいがちですが、それだと結局何が言いたいのか伝わりにくくなります。
是非、スピーチをするときにはIntro、Body、Conclusionの型に従って話しましょう。
まとめ:スピーチの構成は他にも応用できる!
今回スピーチの型として、3つのパートの紹介をしましたが、これはスピーチ以外にも応用できます。
例えば、ライティングのエッセイに使われるのが、正にこの型です。
つまり自分の意見を表現したいのであれば、いつでも使えるのが今回紹介した型なのです。
是非、マスターをして様々な場面で使えるようになってほしいなと思います。