日本ではお酒を飲みながらビジネスの話が決まることがよくあるため、お酒の席が重要視されていますが、それは海外でも同じです。
というわけで、今回はお酒に関するある表現をお伝えします。
よく日本人が間違える表現として挙げられるのが、「お酒が強い/弱い」という言い方です。
以下のように表現する人が多いですが、実際は通じません。
×I’m strong against (to) alcohol.
×I’m weak against (to) alcohol.
strong、weakというのはアルコールの度数が強い、弱いを表現する場合には使いますが、お酒が強い、弱いを表現する場合には使えないのです。
This wine is very strong.
(このワインはとても強い。)
This sake is too weak.
(この日本酒は弱すぎる。)
ではどう表現するかというと、一番標準的なのは
I can drink a lot.
(私はお酒が強い。)
I can’t drink a lot.
(私はお酒が弱い。)
という表現です。
「たくさん飲める=お酒に強い」、「たくさん飲めない=お酒に弱い」となります。
とてもシンプルですよね?
他にもいくつか表現があるので、紹介します。
1つはhold one’s drinkという表現を使うパターンです。
holdには「手に持つ」という意味があるので、「お酒を手に持つ=お酒が飲める=お酒が強い」となります。
以下のように表現します。
I can (can’t) hold my drink.
あとは、「toleranceー耐性」を使って表現するパターンです。
以下のようになります。
I have a high (low) tolerance for alcohol.
「高い耐性がある=お酒が強い」、「低い耐性がある=お酒が弱い」となります。
他にも色々と表現方法はあるようですが、今回紹介したものを覚えておけば問題ありません。
お酒の席で、是非試してみてください!