文法

ifの一歩進んだ使い方

ifの一歩進んだ使い方

こんにちは! 「青春English部」部長の杉原浩二郎です。

今日はifの一歩進んだ使い方に関して。
ifはご存知の通り、仮定のことを表現したい時に使います。

例えば、以下のような使い方です。

If I speak English more fluently, I want to work at a global company.
(英語をもっと流暢に話せれば、グローバル企業で働きたい。)

これがifの基本的な使い方ですね。
では、次の2つの文章は具体的にどのような意味の違いがあるかわかりますか?

これがわかる人は、かなり英語の感覚をお持ちの方だと思います。

①If I have enough money, I will go abroad.

②If I had enough money, I would go abroad.

いかがでしょうか?

①の文章は問題ないと思います。
問題は②ですね。

これを過去形と思った人もいるかもしれませんが、過去のことを説明しているわけではありません

had、wouldのように過去の形をとることで、非現実的、あるいは起こらないと予測されることを説明することができます

よって、②の例文は話し手が「お金がたくさんあること」は予測しにくいと考えていることがわかります。

ここでのポイントは予測しにくいと考えるかどうかは、あくまでも主観であることです。

一方の①は話し手が「お金がたくさんあること」が予測できると考えていることがわかります。

表現を少し変えることで、ニュアンスを変えることができるのです。

②のパターンで他の文章を考えてみましょう。

③If I were (was) you, I wouldn’t date her.
(私があなたの立場なら、彼女と付き合わないでしょう。)

④If the world ended tomorrow, what would you do today?
(世界が明日終わるのなら、今日何がしたい?)

③も④も両方非現実的なことを説明しているので、過去の形を取っています。

今回は少し複雑な内容の説明となりました。
なので、実際に会話で使いこなすのは少し難しいかも知れません。

ただ市、より細かなニュアンスを伝えられるようになりたい人は、是非使いこなせるようになりましょう。

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