英語でメールを書く時にGoogle翻訳を使うという話をよく聞きますが、ぶっちゃけ精度はどうなのでしょうか?
2〜3年前に試した時にはあまりの精度の低さに衝撃を覚えましたが、最近では人工知能が発達したこともあってどのぐらい変化したか調べてみました。
以下をご覧ください。
転職を考えています。
I am considering changing jobs.
この文章に関しては特に問題ないです。
では、この文章をもう少し複雑にしてみましょう。
今の会社の上司が嫌いなため、また会社の業績が悪化しているため転職を考えています。
Because I do not like my current boss, I am thinking of changing my job because my company’s performance is deteriorating.
この場合、語順がおかしくなってしまっていますね。
本来は以下のようにならないと通じません。
Because I do not like my current boss and my company’s performance is deteriorating, I am thinking of changing my job.
では続いての事例です。
今日は残業します。
I will work overtime today.
これは問題ないです。
次は文章を付け足します。
今日はやることが多いので残業します。
I have overtime to do so today.
これは意味不明な文章になってしまっていますね。
以下のように変更しないと通じません。
Because I have many things to do, I will work overtime today.
最後の事例です。
私は学生の時サッカー部でした。
I was a football club when I was a student.
これはアウトです(笑)
この文章だと、私=サッカー部となってしまいます
という訳で、日本語を少し修正してチャレンジしてみました。
私は学生の時サッカー部に所属していました。
I belonged to the football club when I was a student.
この場合だとより精度が上がっていることがわかります。
日本語の作り方も大切なんですね。
いかがだったでしょうか?
今回検証してみて感じたのは、2〜3年前よりも翻訳の精度が上がっていることです。
この辺りはさすがGoogle先生といったところです。
しかしそうは言っても、文章が長くなったり複雑になると上手く文章が作れないことがわかりました。
また、サッカー部の例文のように日本語をそのまま訳そうとする傾向にあるので、日本語自体を考える際も注意しないと正確な訳が出づらいことも明らかになりました。
ということで、まだまだ完璧な翻訳は実現していないので、Google翻訳には頼らず自分で文章を作る癖をつけましょう!
英文が書けるだけでビジネスの幅は圧倒的に広がります!