日本人が混乱しやすいものとして挙げられるのが、itとoneの違いです。
どのような違いがあるかご存知ですか?
どちらも前に出てきた「モノ、コト」を言い換える役割がありますが、明確な違いがあります。
事例を使いながら、違いを解説していきます。
it
I bought a new smartphone yesterday and I really like it.
(昨日新しいスマホを買ったが、とても気に入っている。)
one
I feel like my smartphone is too old, so I want to buy a new one.
(私のスマホは古すぎると感じるので、新しいものを買いたい。)
いかがでしょうか?
例文を見て違いがわかりますか?
上の例文を見ながら解説していきます。
まず1つ目の例文のitが何を指しているかというと、「昨日買った新しいスマホ」のことです。
一方で、2つ目の例文のoneは「スマホ」を指しています。
つまりitは特定の何かを言い換える場合に使いますが、oneは特定でない一般的なものを言い換える場合に使います。
「昨日買った新しいスマホ」という特定のものなのか、それとも単なる「スマホ」なのかという違いです。
もう1つ例文を見てみましょう。
it
I found a very cool pen at the store and I bought it.
(そのお店でとてもかっこいいペンを見つけて、それを買った。)
one
I have various colors of pens, but I don’t have red one.
(様々な色のペンを持っているが、赤いものは持っていない。)
最初は慣れないと使い分けが難しいと思いますが、使い分けられると結構便利です。
是非、どんどん実戦で試して欲しいと思います。