生徒さんの1人でワインの貿易をしている方がいます。
その方と同じ部署だった方が最近辞めてしまったらしく、その引き継ぎで覚えることがたくさんあるようです。
さらに、その生徒さんの仕事の一部を別の方に引き継ぐ作業もあるそうで、てんやわんやの状態が続いているようです。
このように仕事を「引き継ぐ」と言いたい時、英語でどう言えばいいかわかりますか?
今回は誰かから引き継ぐ場合と、自分から引き継ぐ場合の2つに分けて紹介します。
誰かから引き継ぐ
まず「誰かから引き継ぐ」方ですが、take overを使います。
例えば、以下のような使い方です。
I took over the job of my co-worker.
(同僚の仕事を引き継いだ。)
I want to take over his position.
(彼の役職を引き継ぎたい。)
自分から引き継ぐ
今度は「自分から引き継ぐ」方ですが、hand overを使います。
以下をご覧ください。
I have to hand over some of my tasks to my staff.
(私の部下に仕事の一部を引き継がなければいけない。)
I handed over my position to a new employee.
(新入社員に私の役職を引き継いだ。)
toは「〜へ」という意味なので、後ろに自分が仕事を引き継ぐ人を持ってきます。
toはある方向に向かっていくニュアンスです。
(go to, talk toなども「〜へ」向かっていくニュアンス。)
hand overの代わりにturn overを使うこともできます。
Next month, I’m going to turn over my company to my son.
(来月息子に会社を引き継ぐ)
以上となります。
仕事や役職の引き継ぎの際に使える便利な表現なので、是非覚えておきましょう!