今日も日本人が間違えやすい和製英語に関して。
学校や企業の卒業生に対して、OB、OGってよく使うと思いますが、実はこれ和製英語です。
そもそもOBはold boys、OGはold girlsの略です。
そしてoldは「年をとった」、boyは「少年」、girlは「少女」という意味のため、「年をとった少年、少女」という訳になってしまい意味不明です(笑)
では、正しくな何と言えばいいのでしょうか?
OB、OGの正しい英語とは?
正解ですが、OBの場合alumni(単数形はalumnus)、OGの場合はalumnae(単数形はalumna)となります。
※alumniだけでもOB、OGの両方の意味を含みます。
「何、この単語!聞いたことないんだけど。」
という感想をもしかしたら持つかもしれませんが、「卒業生」という意味を持っています。
発音が難しいので、チェックしておきましょう。
alumni
alumnus
alumnae
alumna
ちなみに『同窓会を英語で』でもお伝えしましたが、alumni meetingで「同窓会」という意味を持っています。
alumni、alumnae以外ではgraduateという表現を使います。
graduateは「卒業する」という動詞の他に、「卒業生」という名詞の意味を持っています。
よって、OBはmale graduates、OGはfemale graduatesという表現になります。
まとめ:OB、OGはalumni、graduateを使おう!
今回の和製英語はいかがだったでしょうか?
OB、OGを使っても100%通じないので、alumni、graduateを使いこなせるようになりましょう。
P.S.
日本が和製英語を使わずに、正しい英語のみを使っていれば、英語が使える日本人はもう少し増えていたのではないかと、個人的に思っています。