今日はわかりづらいgrow upとgrowの違いについて。
どちらも「成長する」という意味を持っています。
そのため、2つを混同して使っている人が非常に多いように思いますが、実は明確な違いがあります。
2つの違いがわかりますか?
grow up (Longman調べ)
to develop from being a child to being an adult
grow upを英英辞典で見てみましょう。
書いてあることを解説すると、「子供から大人に成長すること」という意味となります。
つまり、人が大人に成長するとき限定で使うのが、grow upなのです。
grow
growの場合はgrow upとは違い、人以外にも植物や髪の毛、人数、サイズが大きくなる場合など、様々な場面で使います。
The plant grew very quickly.
(その植物はとても早く育った。)
The number of employees at our company grew dramatically.
(我々の会社の従業員数は劇的に成長した。)
上の2つは、「〜が成長する」の意味で使われていますが、 growは以下のように「〜を成長させる」という意味でも使うことができます。
I want to grow my beard.
(ひげを生やしたい。)
あと、人に関してのgrow upとの意味との違いですが、英英辞典だと以下のように表現されます(Longman調べ)。
to become bigger, taller etc over a period of time in the process of becoming an adult
書いてあることをまとめると、「大人になるつれて、体が大きくなったり、背が大きくなる」という意味になります。
つまり、身体的な成長を意味するのが、growになります。
He wants to grow his height.
(彼は身長を伸ばしたい。)
子供から大人に成長するというgrow upとの違いがわかって頂けたでしょうか?
以上がgrow upとgrowの違いとなります。
あとは実践あるのみです。
是非、使いこなせるようになりましょう!