ある生徒さんとのレッスンの一コマ。
この生徒さんは趣味でトライアスロンをしているのですが、先日腰の怪我をしてしまい、ついにドクターストップがかかってしまいました。
この生徒さんはドクターストップを英語で、
doctor stop
と言ったのですが、実はこれでは通じません。
なぜなら、doctor stopは和製英語だからです。
ドクターストップは英語で何という?
では、何と言えば通じるのでしょうか?
少し考えてみてください。
正解はdoctor’s ordersです。
orderには「司令、命令」という意味があるため、doctor’s ordersで「ドクターストップ」という意味になります。
よって、以下のような文章を作ることが可能になります。
I can’t do training for triathlon because of doctor’s orders.
(ドクターストップのため、トライアスロンのためのトレーニングができない。)
今回のケースではdoctor’s orders to stop training for triathlonと言ってもいいと思います。
もちろん、言い換えることも可能です。
例えば、
The doctor told me that I couldn’t do training for triathlon.
(医者は私にトライアスロンのためのトレーニングができないと伝えた。)
といった表現です。
繰り返しお伝えしていますが、単語を知らなくても言い換えのテクニックがあれば、自分の意思を伝えることは十分可能です。
和製英語に気をつけよう!
これまでにも多くの和製英語を紹介してきましたが、日々生徒さんとレッスンをしていると、数多くの和製英語が登場します(笑)
こんなに和製英語ってあるんだなと驚かされます。
英語に多く触れていると、何となくどれが和製英語でどれが違うかわかってくるのですが、最初からそのような感覚を持つことは難しいと思います。
よって和製英語が登場する時には、その都度確認する癖をつけるようにしましょう。