何度かこのブログでお伝えしてきましたが、英語の感覚を学ぶことはとても大切な要素です。
中でも前置詞の感覚というのはとても大切だと思っています。
例えば、以下の表現はどちらが正しいかわかりますか?
I sat on a sofa.
I sat in a sofa.
普通、I sat on a sofa.が正しいと感じるかもしれません。
しかし、正解はどちらも正しいのです。
I sat in a sofa.という表現はあまり馴染みがないかもしれませんが、しっかりと通じます。
ただ、両者のニュアンスは違います。
どのようにニュアンスが違うかわかりますか?
この時に重要なのが前置詞のイメージを掴むことです。
まずonは「(何かが)上に乗っかっている、あるいは接している」というのが基本的な概念です。
よって、sit on a sofaの場合、通常通りソファに座っていることになります。
一方で、inは「(何かの中に)入っている」というのが基本的な概念です。
よって、sit in a sofaの場合、ソファに深く座っていることになります。
このように、「〜に座る=sit on〜」と安易に考えるのではなく、前置詞によってニュアンスが変わっていくことを理解しましょう。
これが英語の感覚が身についている状態と言えます。
直訳だけに頼るのではなく、単語のイメージが掴めるようになると圧倒的に英語が上手くなっていきます。
英語は感覚で考えましょう!