「英語は数式と同じです。」
と言うと、どういう意味?って思うかもしれません。
ただ、僕が英語を話している時に意識しているのは、正にこの感覚です。
要するに英語は数式のようにルールが決まっていて、そこに英語を当てはめていけば必ず通じるのです。
この数式というのは言い換えると文法となります。
以前、「英語はどの程度正確であれば伝わるのか?」でもお伝えしましたが、英語は主語、動詞、結論の3つから成り立っています。
そして、基本的に主語⇒動詞⇒結論の順番で話されます。
例を挙げると、
I study English.
(私は英語を勉強している。)
I like my job.
(私は自分の仕事が好きだ。)
といった感じになるのですが、以下の文章も実は同じ構成になっています。
I understood what he talked about.
(彼が話したことを理解できた。)
一見、複雑な構成に見えますが、実はシンプルです。
この文章の場合、what he talked aboutが「彼が話したこと」という1つの塊になっており、結論部分なのです。
よって、主語はI、動詞はunderstood、結論はwhat he talked aboutとなり、
I study English.
I like my job.
と同じ構成の文章であることがわかります。
他の例も見てみましょう。
I don’t know if my boss is a nice person.
(私の上司は良い人かわからない。)
これも一見難しく感じるかもしれませんが、実はシンプルです。
この文章ではif my boss is a nice person「私の上司が良い人かどうか」が1つの塊になっており、結論部分となります。
よって、主語はI、動詞はdon’t know、結論はif my boss is a nice personです。
もちろん、全ての文章が主語⇒動詞⇒結論ではなく、もっと複雑になることはありますが、基本はこの形に付け足していくだけです。
英語は日本語と違って、型がガチガチに決まっているのでそこに当てはめていくことさえ意識すれば、必ず通じます。
そういう意味ではとてもシンプルな言語だと思います。
是非、参考にして欲しい考え方です。