こんにちは!
「青春English部」部長の杉原浩二郎です。
英語ってどの程度正確に話せばいいのかわからない・・・
もしかしたらあなたはそんな悩みを抱えているかもしれません。
もちろん理想を言うと、ミスなく答えられるのがいいです。
ただ、それは海外で育ったという人以外は無理だと思ってください。
僕もイギリスに1年半留学していましたが、会話が完璧かというとそんなことはありません。
細かいミスはどうしてもしています。
だけど会話で困る事があるかというと、そんな事はありません。
「ある程度」正確であれば実は問題なく通じるのです。
英語の語順を意識する
では、「ある程度」正確とは具体的にどのレベルを指しているのでしょうか?
最も重要な点の1つが語順です。
英語は主語、動詞、結論の3つから成り立っているのですが、
必ず主語⇒動詞⇒結論の順番で話されます。
例えば、簡単な例を挙げるとI like tennis.という感じです。
また、もう少し複雑になると、I think he is nice.となります。
この場合だと結論の部分がhe is niceとなっています。
要は、数学の方程式のようなもので、主語、動詞、結論というそれぞれの部分に当てはめていくだけです。
もちろんもっと複雑な形はありますが、基本は上の形に付け足していくだけです。
このように説明すると、「そんなのわかっているよ。」という声が聞こえてきそうですが、いざ話すとなると皆さんこのルールを無視しがちです。
特に、文章が長ければ長いほどこのルールを忘れてしまいます。
なぜ英語のルールになかなか適応できないかというと、英語と日本語ではルールがあまりにも違うからです。
様々な違いがありますが、大きく分けると以下の3つになります。
英語のルールを意識する
①英語は先に動詞が来て、日本語は後に動詞が来る。
②英語は主語を省略しないが、日本語は主語を省略する。
③英語は語順を変えられないが、日本語は語順を変えられる。
まず①に関して、英語では動詞が主語の直後にきますが、
日本語では動詞が最後にきます。
例えば、以下の文章を比べると分かりやすいと思います。
I live in Tokyo.
(私は東京に住んでいる。)
英語を話すときに、多くの日本人はまず日本語を考えます。
そして、それを英語に訳していくので語順がバラバラになってしまうのです。
次に②ですが、日本語では主語を省略する傾向があります。
例えば、以下を比べると分かりやすいでしょう。
I ate ramen yesterday.
(昨日、ラーメンを食べた。)
この場合、わざわざ「私はラーメンを食べた」とは言いません。
そのため、英語を話す際に主語が抜けてしまう人が非常に多いのです。
最後に③です。
英語は語順を変えられませんが、日本語はある程度変えても通じてしまいます。
以下の例をご覧ください。
×ramen ate I yesterday.
○ラーメンを食べた、昨日。
英語だと通じませんが、日本語だと問題なく通じてしまいます。
英語を日本語と同じように柔軟な言語と捉えると失敗します。
ただ、数学のように当てはめるだけでいいのです。
そう考えると英語はとてもシンプルな言語といえます。
まとめ:大切なのは英語の語順通りに当てはめるだけ!
このように英語と日本語は全く別の言語であるため、日本語を直訳しようとすると必ず失敗します。
英語の語順に当てはめていくだけです。
上手く話せない方は、必ずこの基本に立ち返ってください。
一見遠回りに見えますが、基礎を固めることは長期的に見ると近道になります。