英語を話すときのコツ

日本語でも難しいことは英語で話さないほうがいい

日本語でも難しいことは英語で話さないほうがいい

レッスンをしていると、生徒さんが上手く英語を表現できないことがあります。
この時に、生徒さんに言われるのが、

「私が言おうとしている事って、日本語でも難しいんですよね・・・」

というものです。

この問題はどうすれば解決できると思いますか?

日本語で難しいことは、英語で言ったらダメ

この答えはシンプルで、

「日本語で難しいことは、そもそも英語で言おうとしたらダメ」

ということです。

もちろん既にある程度英語が話せる人であれば、話は別です。
しかし、まだ英語を習い始めたばかりの人はいかにシンプルに伝えるかを考えるべきです。

例えば、1つのやり方は言い換えです。

過去の記事でも何度もお伝えしましたが、例えば、「昨日、仮病で会社を休んだ。」と言いたい場合に、「仮病」や「休む」という単語を知らなくても実は表現できます。

以下をご覧ください。

I wasn’t sick, but I didn’t go to my company yesterday.
(昨日体調が悪くなかったが、会社に行かなかった。)

上の文章の中では簡単な単語ばかり使っていますが、問題なく表現できています。

このように文章をシンプル化することで、英語のハードルを一気に下げることができます。

もう1つのやり方は、そもそもわからない表現は無視することです。

例えば、「お盆」という言葉を説明しようとします。
そして、お盆の特徴として以下の内容を説明しようとします。

1. 8月13日〜16日の間の休みである。
2. この期間に休みになる企業は多い。
3. 先祖の霊を迎えるため、家族が一堂に集まる。

この時に、1と2の説明はそこまで難しくないと思いますが、3の説明はハードルが高いと感じる方も多いと思います。

ではどうすればいいか?
3の説明をそもそも諦めてしまえばいいのです。

ただ、1と2だけでは不十分なので、代わりに「traditional Buddhist even (伝統的な仏教の行事)」といった説明をしてあげると、何となくは相手に伝わるかなと思います。

日本人は真面目なので、全てを完璧に説明しようとしますが、まずその発想を捨てた方がいいです。
3を説明しようとして、何度も詰まったり沈黙が発生してしまうよりも、少し妥協した形でテンポの良い会話をした方がよっぽど良い印象を相手に与えます。

まとめ:英会話はいかに妥協するかが大切!

いかがだったでしょうか?

日本人の性格上、完璧な表現を求めがちですが、英語を学ぶ上ではそれがハードルになる可能性があります。

そもそも、自分の表現するうちの70%ぐらいが相手に伝わればいいやという気持ちで会話に臨むと、気持ち的に楽になると思います。

是非、参考にしていてください!

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