最近、面白い発見がありました。
僕の生徒さんは本当に幅広いレベルの方がいます。
Aさんは、これまで学校で全くと言っていいほど英語を勉強しておらず、ほぼ真っさらな状態から始めました。
一方でBさんは、これまで自己流で英語をずっと勉強してきましたが、文法などの基本的な部分が抜け落ちている状態でスタートしました。
その後、どちらが順調に伸びていったと思いますか?
答えは、 Aさんです。
普通、英語は全くゼロの状態よりも少し勉強してきた人の方が圧倒的に伸びやすいのですが、今回逆のことが起こったのです。
Aさんはどんどん新しいことを吸収していき、英語力が高くなっていった一方で、Bさんは同じミスを何度も繰り返し、なかなか思うように英語力が伸びていきませんでした。
この事から分かる事の1つは、中途半端な癖がついてしまうと、修正するのがなかなか難しいということです。
ゴルフで自己流でやってきた人がなかなか綺麗なスイングに戻せないのと同じ理論です。
そういう人よりも今までゴルフを全くやってこなかった人の方が、上手くいきやすいのです。
もちろん取り組む姿勢も影響しています。
Aさんはレッスン以外でも予習、復習を繰り返し行っていった一方で、Bさんはレッスン以外はほとんど何もしていないという状況でした。
ただ、2人の事例から僕が一番感じたのは基本の大切さです。
文法、語順といった英語の基本を大切にする人は圧倒的に伸びやすいです。
基本をないがしろにする人は、絶対に伸びません。
よくブロークンイングリッシュでも通じると自慢する人がいますが、実際は結構通じていません。
絶対にスタンダードを目指すべきです。
是非、参考にして頂ければと思います。