本日英語の勉強会を開催し、その中でディベートを行いました。
テーマとしては、
「会社での英語公用語に賛成か?」
「東京オリンピックに賛成か?」
といったものを選びました。
その中である参加者に言われたのが、
「そもそも日本語を使ったとしても、自分の意見を言うのは難しい。」
ということでした。
確かにその通りなのですが、こういったテーマに関して、絶対に自分の意見を言えたほうがいいです。
なぜかというと、外国人と話していると政治、経済、社会問題といった話になることが多く、その時に自分の意見を言えないと相手からの信頼を無くしてしまうからです。
日本人同士の会話だと、こういった話ってあまり話題にならないと思いますが、外国人は日常の中でも普通に会話の中に登場します。
そして、自分の意見を言えることが当たり前になっています。
日本人のように、「よく分からない。」といった曖昧な答えは非常に少ないです。
そのため、自分の意見が言えないとダメなのです。
僕自身、イギリスに留学した時にこのことを強く実感しました。
1つ今でも覚えているのは、インド人のルームメイトに、
「いつ侍はいなくなったのか?」
と質問されたことです。
それまでこのようなことを考えたことがなかったので、上手く答えることができず、
「何で自分の国のことを知らないんだ。」
とバカにされました。
このぐらい、外国人にとって自分の意見を言えることは大切なことなのです。
ただここまで聞いていると、普段から政治、経済、社会問題を深く勉強しないといけないように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
もちろん、知識がたくさんあった方がいいですが、最低限の知識はあれば問題ありません。
内容がどうこうよりも、自分の意見をしっかり言えること自体が大切なのです。
ぜひ、普段からニュースに目を通して自分の意見を持てるようになりましょう。