今、ある会社の社内通訳で大阪に出張していますが、本当にたくさんのことに気づかされました。
これから5日間の通訳が続きますが、1日目を終えた感想、それは、
通訳に頼りすぎてはダメ!
ということです。
今回僕が担当しているのは、僕がほとんど馴染みのない業界です。
もちろん事前に準備はしますが、それでもかなり専門的な話になるとどうしても理解が難しくなる部分が出てきます。
そういった時には発言した人に「どういう意味か?」を聞き返して細かいニュアンスを確認しますが、その業界にいる人には絶対に知識で勝てません。
結果的にどのようなリスクがあるかというと、1つは間違って意味を捉えてしまう可能性があること。
更に、通訳によっては大事な部分を省略して伝えてしまう可能性があります。
このように考えると英語を自分で勉強して、ある程度自分で伝えられる力があったほうが絶対にいいです。
それが難しいという方でも、少なくとも英語で言われている内容はほぼ100%理解できるようにした方がいいです。
そうでないとあまりにもリスクが大きいです。
今回僕が担当している会社の場合、ある程度英語が話せる方がいるのでかなりスムーズに商談を進めることができています。
そう考えると、通訳はあくまでも補完的な意味として使ったほうがいいと思います。
あと、最後に、
「音声認識が進化すれば、英語の勉強は必要なくなるのか?」でもお伝えしましたが、自分で表現するのと通訳を介するのでは相手への伝わり方が全然違ってきます。
英語が上手いかどうかではなく、情熱が伝わるかどうかでビジネスの結果は変わってくると思うので、なるべく自分の言葉で伝えられるようになりましょう。