英語を勉強するとなった時に、必ず議論されるのが「留学は意味があるのか?」というものです。
僕はイギリスに1年半留学した経験があるので、その経験から言うと留学した方が英語は身につきやすいです。
なぜかというと、英語に触れる機会が圧倒的に増えるからです。
買い物をするときも英語ですし、向こうのテレビも英語です。
当然ですが、英語は触れれば触れるほど上手くなります。
よって、留学した方が日本にいるよりも英語が身につきやすいのは間違いないです。
留学しても上手くいかないパターン
ただ、留学しても英語が上手くならない場合があります。
それは日本人と常に一緒に行動してしまうパターンです。
実際、イギリスに行った時も周りの日本人で、英語が一切上達しない人がいました。
確かに留学をすると、日本とは全く違う文化の中で生活をしなければいけないので、寂しくなり日本人と一緒にいたい気持ちもわかります。
ただ、やはり留学をして結局英語が話せるようにならないのは問題です。
では、なぜこんな事が起こっているかというと「何となく」留学しているからです。
「とりあえず留学をしたら、英語が話せるようになりそう」という簡単なノリで留学をすると、上手くいかないケースが多くなります。
もちろん留学先で何をするかによっても、結果は変わってくると思います。
僕の場合、イギリスの大学院で経営学を学びました。
MBAとは厳密に言うと違うのですが、似たようなコースを受講していました。
授業は当然全て英語でしたし、大量の資料を読まされ、大量の文章を書かされました。
また、授業中のディカッションも日常茶飯事でした。
そんな英語漬けの日々だったので、英語は話せるようになりました。
また、書くことや読むことも行うので、英語力をバランス良く身につけることができ、その後ビジネスの場面で英語を使うときにもとても役に立ちました。
大学院でビジネスは学べるのか?
ビジネスの世界ではメール作成、英語での情報収集など話す以外でも英語を使う場面がたくさんあります。
そう考えると、大学院は良い選択肢だと考えています。
しかし、大学院に行ってビジネスの力そのものが伸びるかというと正直疑問です。
僕が仕事の経験がないまま大学院に行ったことも関係しているかもしれませんが、大学院で習った内容で実際のビジネスの場面で役立っていることはありません(笑)
もしかしたら大企業では役に立つのかもしれませんが、起業には全く役に立ちません。
なぜかというと、いくつか原因がありますが営業のやり方を教えてくれないことです。
僕の経験から言っても、自分で実際に事業を始めてみる方がはるかに役に立ちます。
準備をした上で留学をしよう!
ちなみに留学をするという決断をした場合、絶対に避けて欲しいのが全く勉強しないまま留学することです。
なぜかというと、1つは相当苦労するから。
現地で生活することは予想以上にストレスがかかります。
語学以外でも苦労することがたくさんあるのに、それに加えて語学までとなるとかなりきついです。
事前に勉強していれば、苦労も少なくなり、より現地での生活を楽しむことができます。
2つ目の理由は事前に勉強した方が英語力が伸びやすいからです。
僕が普段英語を教えていて感じるのは、基礎がある人の方が伸びが圧倒的に早いことです。
ですので、より成長したいのであれば事前学習を絶対にやった方がいいです。
まとめ:今は留学しなくても英語が身につけられる時代
最後に、
英語をどのように勉強するかは悩ましい問題だと思います。
もちろん留学した方が英語は身につきやすいですが、日本にいながらも英語が学べる環境が十分すぎるほど整ってきています。
例えば、僕が主宰する青春English部では日本にいながら留学と同じ環境が作れます。
ビジネスマンの方って、なかなか長期休みが取れないし、留学ってお金もものすごくかかります。
そう考えると、今後は留学せずに英語を勉強するという選択肢が増えてくると思います。
今後も勉強方法など役に立つ情報を配信していきますので、お楽しみに!