僕の知り合いには何人もオンライン英会話をやっている、あるいは過去にやっていたという人がいますが、結果的に英語が話せるようになった人にほとんど会ったことがありません。
ちなみに僕自身も過去にオンライン英会話をやっていましたが、大きな成果を上げることができませんでした。
その理由が何なのかを今回まとめてみましたので、お伝えします。
先生がプロではない
これはオンライン英会話に限らず通常の英会話スクールにも言えることですが、先生は英語がただ話せるというだけの場合が結構多いです。
つまり英語を教えるプロではないのです。
これは、日本人が外国人に日本語を教えられないのと同じ理屈です。
もちろん中には何年も英語を教えているようなプロフェッショナルもいますが、そういう先生は人気があるので予約が取れない場合が多いです。
自分の好きな先生が選べない
これはかなり重要なのですが、オンライン英会話は予約制なので自分のお気に入りの先生がいつも選べる訳ではありません。
当然、教え方が上手い先生(あと、かわいい、あるいはかっこいい先生も)は人気があるので、なかなか予約を取ることができません。
そうなると、段々モチベーションが低下してしまいやすくなります。
アウトプットだけでなく、インプットが必要
英語はアウトプットがとても大切ですが、それだけでは話せるようになりません。
必ずインプットが必要となります。
オンライン英会話でただ毎日会話しているともちろん外国人と会話をすること自体には慣れますが、英語が上手くなる訳ではないのです。
ではどうすればいいかというと、例えばレッスンで上手く言えなかった表現を後で調べ、言えるようにする。
更に、次回のレッスンで試してみるなどするとかなり成果が上がります。
日々の勉強方法が提示されない
これもインプットの話になりますが、オンライン英会話では日々どのように勉強すればいいのかが提示されるわけではありません。
よって、自主学習を全くしない、あるいは間違った方法で勉強してしまうという結果になり、成果が上がりにくくなるのです。
目的が明確でないままやってしまう
これはオンライン英会話の問題ではなく、その人自身の問題と言えますが、英語を「何となく話せるようになりたい。」と感じている人は、途中で挫折してしまいます。
僕自身も過去を振り返ってみると、特に明確な目的がないまま始めてしまいました。
最初の頃は毎日続いていましたが、段々とモチベーションが下がっていき、半年後には辞めてしまいました。
「なぜ英語を話せるようになりたいか?」
これを明確にすることが英語学習で一番最初にやらないといけないことなのです。
以上、オンライン英会話の問題点を書いてきましたが、別に否定しているわけではありません。
上手く活用すれば、大きな効果を上げることができます。
ぜひ、今回の記事の内容を参考にしていただければと思います。