英語の悩みで多いのが、「聴き取りが上手くならない」というものです。
そして、その方に具体的な勉強方法を聴いてみると、ほとんどの場合間違ったやり方で勉強している印象を受けます。
間違っている部分はいくつかありますが、その中の1つは同じ音声を一度しか聴いていないことです。
「お金がなくて英会話スクールに行けないビジネスマンは、どのように勉強すればよいか?〜リスニング編〜」でも少し触れましたが、音声は一度ではなく繰り返し聴くことで、上手くなります。
その理由を説明したいと思います。
ある音声を聴いた時に、聴き取れない音があるとします。
それなのに、一度しか聴かずに別の音声を聴くと、聴き取れなかった音がずっと解決されないままなのです。
そのため、たくさん音声を聴いたとしても大して上達しません。
当然ですが、結果的に時間を浪費してしまいます。
是非試して欲しいのですが、ある音声を1回聴いた場合と、10回聴いた場合では全く聴こえ方が変わります。
初めは、何度も同じ音を繰り返し聴くことを面倒くさく感じるかもしれませんが、騙されたと思って是非トライして欲しいと思います。
そして、僕がよくオススメしているディクテーションの方法は以下となります。
①音声を繰り返し聴く(全体のストーリーを掴む)
②一文ずつ止めながら書き取る
③答えあわせ
④音読(余裕があれば)
この流れを毎日繰り返して上達しないはずがありません。
結局英語の勉強って地道なんですよね。
即効性のある魔法のような方法はありません。
「たった○週間で聴けるようになる!」みたいな商材に惑わされずに、地道にやっていきましょう!