「英語を聞き流すだけで英語が話せるようになりますか?」
というもの。
セミナーをやると必ず1回は聞かれる質問です。
あなたはどう思いますか?
聞き流すだけでは話せるようにならない!
正直言うと、話せるようになりません!
残念ながらそんなに英語は甘くありません(笑)
聞き流すだけで英語が話せるようになればどんなに楽かと思いますが、少なくとも僕の周りの英語ができる人には、この方法で話せるようになった人はいません。
ただ、
「巷でよく広告が出ている教材にはお客様の声も載っていますよね?」
と思うかもしれません。
確かにその通りです。
そのことについて解説しますね。
ここからはあくまでも僕の予想ですが、実際に話せるようになった人は
①普段から英語を使う機会のある人
あるいは
②聞くだけではなく音読もした人
のどちらかだと思われます。
まず①についてですが、某教材をリスニング教材に使い、スピーキングに関しては、 普段仕事などで使うことによって、話せるようになったパターンです。
次に②ですが、某教材をリスニング用に使うだけではなく、音読をするなど スピーキングの教材としても使用して、話せるようになったパターンです。
つまり、教材を上手く活用すれば話せるようになりますが、 教材をただ単に聞くだけではダメなのです。
英語は集中して聴かないと効果がでない!
あと、もう1点「聞き流す」というのも実は落とし穴だったりします。
英語は集中して聴かないと効果は出ません。
実は、僕自身大学生の時一日中ラジオを聞き流すことを試した事があります。
それを1ヶ月ぐらい続けましたが、全く効果が出ませんでした。
厄介なことに何となく上手くなった気になるのですが、実際は全く伸びていませんでした。
英語は集中して聴かないと成果は上がらないのです。
1時間聞き流しをするのであれば、10分集中して聴いた方が間違いなく効果は高いです。
ただ、実際は集中しようと思っていてもなかなか集中できません。
つい他のことを考えてしまったりします。
でも誰でも集中できる方法があるのです。
それは、書き取ることです。
ディクテーションとも言いますが、聴こえてくる音声を文字に起こすことで、 集中して聴かざるをえない状況を作ることが可能になります。
ディクテーションの具体的な方法については、別の記事で紹介したいと思います。
まとめ:リスニングはやり方次第で効果が変わる!
リスニングはやり方次第で効果が全然違ってきます。
どうせやるのであれば、効果的なやり方を目指しましょう!