今日は独学で英語が話せるようになるための、リーディング編です。
まず、読む力がどのように話す力と関係しているのか?ということですが、読むことによって、正しい文法、新しい表現を身につけることができます。
ある方は、留学経験者の日本人で英語が上手い人とそうでない人を比べると、上手い人の方が留学時に本を多く読んでいたと主張しています。
これがどの程度正しいかはわかりませんが、僕も読む力と話す力はある程度関連があると考えています。
リーディングの重要度はそこまで高くない!
ただスピーキングを上達させたいとなった時に、リーディングは他の3技能に比べて、重要性は低くなります。
なぜかというと、日本人は学校教育で読むことに力を入れているため、得意な方が比較的多いからです。
昔、僕はリーディングに特化したコースを主宰していましたが、最初から読める方が多いため、ほとんど需要がなく辞めました(笑)
そのため既にある程度読める方は他の3技能「話す、聴く、書く」に集中的に取り組み、余裕があれば「読む」作業をするというバランスで勉強するのがいいと思います。
では、具体的に何を読めばいいかを説明していきます。
どんな英文を読めばいいのか?
よく英字新聞がいいという方がいますが、僕はあまりオススメしません。
なぜかというと、面白くないから(笑)
自分の興味がある分野だけ読むのであればいいですが、自分の興味のない分野まで読もうとすると挫折します。
ちなみに僕も留学から帰ってきた時に、購読を開始しましたが、3ヶ月ぐらいで読むのを辞めました。
留学後ということで、かなり英語力には自信がありましたが、それでも興味がない分野だと続かないのです。
では僕が何をオススメするのかというと、自分の好きな分野です。
例えば、僕の場合ですが本が好きなので、アマゾンのアメリカ版のレビューをよく読んでいました。
あと好きなスポーツ選手や歌手をWikipediaの英語版で調べていました。
また、これは今でもやることなのですが、好きな海外のYouTube動画を観てそのコメント欄を読むようにしています。
少しスラングも含まれていますが、表現の幅を広げるのに有効です。
このように自分の興味がある分野だと、そこまでストレスなく読めます。
あとリーディングにオススメなのは、必要な分野です。
僕は一時期、投資関連の英語の読み方を教えていました。
僕自身投資の知識がほとんどなかったので、自分で投資関連の記事やホームページを見て勉強していました。
僕は投資に興味があったのではなく、必要に迫られたので読んでいました。
自分が必要な分野、できれば自分の仕事に結びつけると成果は出やすくなります。
以上のように、好きな分野、必要な分野に絞って読むことが継続、上達のコツです。
これら以外の分野には手を出さないようにしましょう。
まとめ:英会話スクールに行かなくても話せるようになるけど・・・
最後に、
英会話スクールに行かなくても英語は話せるようになります。
ただ、その分成果を上げるのに時間がかかってしまいます。
僕は学生時代に勉強したので、比較的簡単に時間が確保できましたが、社会人の方が同じことをやるためには、なかなか時間の確保が大変です。
ですので、ある程度の覚悟が必要となります。
時間とお金のバランスを考えながら、どのように勉強を進めていくのかを決断していただきたいと思います。
以上、お金がなくて英会話スクールに行けないビジネスマンは、どのように勉強すればよいか?を4技能に分けて解説してきました。
是非、ご自身の勉強に役立てていただきたいと思います。