いろいろな方から英語の相談を受けることが多いのですが、英語を話せるようになりたい理由を聞いた時によくある答えが、
「東京オリンピックの時に英語が使えるようになりたいから。」
というものです。
素晴らしい理由だとは思いますが、個人的にはあまりオススメしません!
なぜか?
それは目標があまりにも遠すぎるからです。
東京オリンピックは2020年開催なので、まだ3年半あります。
このようにゴール設定をあまりにも先にしてしまうと、
「まだ時間はたっぷりある。」
と思ってしまいなかなか勉強に力を入れることができないのです。
実際、僕の過去の生徒さんにも東京オリンピックに向けて話せるようになりたいという方はたくさんいましたが、みんな挫折していきました(笑)
ただ、ここで伝えたいのが必ずしも東京オリンピックという目標がダメなのではありません。
そこから逆算して短期目標を設定していないことが問題なのです。
例えば、東京オリンピックで通訳ボランティアをしたいという目標を設定したとします。
そこから1年後、2年後にはどの英語レベルに到達していなければいけないかを逆算していくのです。
そうすることで、短期的な目標が設定できます。
とはいうものの、個人的には1年後の目標でも遠すぎると思っているので、そこから更に半年、3ヶ月、1ヶ月と逆算して設定することが大切です。
目標設定に関しては、「英語を勉強するときに何から手をつけていいかわからないのは、○○がないから!」に詳しく書いていますが、数値と期限を明確にすることが大切になってきます。
基本的に、数値と期限のない目標は目標とは呼べません。
英語以外にも応用できる考え方だと思うので、参考にしてみてください。