僕は普段からセミナーを定期的に開催したり、英語学習者の相談に乗っていますが、英会話スクールに行っているにも関わらず成果を出せていない人が非常に多いです。
色々な要因はありますが、理由の1つはスクール選びに失敗しているからです。
僕は普段から色々な英会話スクールをチェックしていますが、
「これは明らかに成果が出ないな!」
というスクールを見かけることがたまにあります。
もちろん単純に楽しさを求めているのであれば構いませんが、「話せるようなる」という成果を求めているのであれば、オススメできないスクールは結構あります。
今回の記事では、避けたほうがいい英会話スクールの3つの特徴を挙げていきます。
「誰でも簡単に話せる!」という謳い文句
1つ目は「誰でも簡単に話せる!」と謳っている英会話スクールです。
この謳い文句のスクールはまず疑ったほうがいいです。
なぜなら、英語は一定の努力をしないと話せないからです。
英語は何だかんだ量をこなさないと話せるようにはなりません。
既にかなり基礎のある人は、少しの努力でも話せるようになりますが、基礎があまりない人は量をこなさないと話せません。
「誰でも簡単に話せる」訳ではないのです。
よって、レッスン量が明らかに少ないところ、宿題の量が少ないところ、「1日たった5分でオッケー!」といったスクールはオススメできません!
単語、文法を重要視しない
2つ目は「単語、文法を重要視しない」英会話スクールです。
このタイプのスクールも注意したほうがいいでしょう。
なぜなら、単語と文法をある程度知らないと英語は話せないからです。
ここで、ある程度とは中学レベルの単語と文法を意味しています。
このタイプのスクールの主張は、
「ネイティブスピーカーは単語や文法を勉強していないけど話せますよね?」
というものですが、赤ちゃんの時から英語をシャワーのように浴びてきたネイティブスピーカーと英語を第2言語として勉強する日本人とは状況が全く違います。
特に既に大人になった方は、中学レベルの単語、文法を身につけてからの方が圧倒的に英語は伸びやすいです。
また、このタイプのスクールの別の主張として、
「自分の知っている単語で言い換えれば、英語は話せます。」
というものがあります。
僕も普段から、自分の知っている単語と文法を使って言い換えるやり方を指導していますが、やはり中学レベルの単語、文法がないと正直きついのが現状です。
カスタマイズをしない
3つ目は「カスタマイズをしない」英会話スクールです。
もう少し具体的に言うと、個人の悩みや目的にカスタマイズしていないスクールです。
このタイプがなぜ良くないかというと、個人の悩みや目的が違えば、当然提供するレッスンは変わってくるからです。
例えば、誰に対しても共通のテキストやレッスン内容を提供するやり方だと、明らかに無駄が生じてしまいます。
これは、必ずしもマンツーマンでないといけない訳ではありません。
グループレッスンでもいいですが、明らかにレベルが違う、あるいは目的が違うメンバー同士であれば成果は期待できないでしょう。
まとめ:正しい英会話スクールを選ぼう!
いかがだったでしょうか?
英会話スクールはお金もかかるし、時間もかかります。
また、英会話スクール選びに失敗して成果が出なかった場合、
「自分は英語の才能がないのでは?」
といった感情を抱いてしまう可能性があります。
本当はその人自身に原因がある訳ではないのに、自信を無くしてしまうのは本当に勿体無いことです。
そういった人を1人でも減らしたいなと思い、今回の記事を書かせてただきました。
是非、英会話スクールを選ぶ際に参考にしてほしいなと思います。